2019年2月6日(水)に仙台駅前HUMOS5にて、当講座とみやぎ心のケアセンター共催の「平成30年度第3回心理支援スキルアップ講座」が開催されました。今回も、診療やさまざまな支援の場で認知行動的アプローチを実践的に用いることを念頭に、心理支援スキルおよび宮城県内の精神保健医療水準の向上を目的として開催しました。
今回の講座では、認知行動的アプローチについて事例検討会を行いました。当日は、37名の精神科医、臨床心理士、精神保健福祉士等の方々が参加しました。
事例検討会では、アドバイザーとして大野裕先生(認知行動療法研修開発センター理事長)をお招きし、短期介入における認知行動的アプローチについて、丁寧な解説を織り交ぜて頂きながら理解を深めました。 その後、予防精神医学寄附講座のスタッフより、災害後の回復・復興期の心理支援に活用できる「サイコロジカル・リカバリー・スキル(Skills for Psychological Recovery)」について事例を含めて紹介しました。短期介入において効率よく“情報を集め、支援の優先順位を決める”というプロセスを紹介させていただきました。
次回開催は未定ですが、2019年度も皆様からのニーズにお応えできるような内容を企画し、本講座を開催予定です。
本講座は、認知行動療法(CBT)を中心に実践に役立つ心理支援スキルについての研修を行い、宮城県内の精神保健医療水準の向上を目的にしています。みやぎ心のケアセンターと東北大学予防精神医学寄附講座の共催で開催しており、本年度で7年目を迎えます。
今回は、7月、10月に行われた心理支援スキルアップ講座に続く3回目の開催となります。参加を希望される方は、下記の要項をご確認の上ご応募くださいますようお願い申し上げます。
【テーマ】「日頃の支援に活かす認知行動的なアプローチ」
事例検討会: | 構造的なCBTではなく、「CBT的なアプロ―チ」を実践的に用いることを念頭に、事例検討会を予定しています。 |
アドバイザー:大野裕先生(認知行動療法研修開発センター理事長)
【開催日時】
平成31年2月6日(水)19:00~20:30
※事例発表者を募集しております。ちょっとした日常の診療・支援場面での疑問について、短い事例提示でも、構造的なCBTに拘らなくても結構です。ご希望の方は、申込書に記載ください。
【場所】仙台駅前 HUMOS5(ヒューモスファイブ)8階 貸会議室(大)
【対象】精神保健・医療・教育機関等に所属する医師、看護師、臨床心理士などの専門職
【定員】40名程度(先着優先)
(定員を超えた場合、申込書の内容に応じた選考を行うことがあります)
【参加費】無料
【申込方法】参加申込書(WordもしくはPDF)に必要事項を記載しe-mail添付にてお申し込みください。
【申込締切り】 平成31年1月23日(水)(必着)
(定員を超えた場合、申込書の内容に応じた選考を行うことがあります)
【申込先:問合せ先】
東北大学大学院医学系研究科予防精神医学寄附講座 担当:國井
e-mail:cbt.skillup@gmail.com TEL&FAX:022-717-8059
本研修は、東日本大震災被災地で精神保健・福祉等の支援業務に従事する方に対して、支援スキルの向上および自身の心の健康増進と精神的不健康の予防のために、認知行動療法に関する知識を学んでいただくことを目的とした研修です。
今年度2回目の開催となる今回のテーマは、「支援業務に活かす認知行動的スキル・問題解決法」です。認知行動的なテクニックの中でも、問題解決スキルとソクラテス式質問を取りあげ、演習を交えて学びます。(本研修は、H30年2月、7月に開催した第12回、第13回研修と同じ内容になります。)
参加を希望される方は、下記の要項をご確認の上ご応募くださいますようお願い申し上げます。
日時:2019年2月19日(火)13:00~16:00
会場:TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口カンファレンスルーム7G
対象者:精神保健・福祉等に関する仕事をしており、支援スキルの向上や認知行動療法に関する知識の学習を目指す方
参加費:無料
共催:みやぎ心のケアセンター
後援:仙台市精神保健福祉総合センター(はあとぽーと仙台)
研修会の詳細およびお申し込み方法・お問い合わせ先につきましては、pdfファイルをご確認下さい。
pdfファイルはこちら
2018年11月15日(木)に気仙沼市(ゲストハウス気仙沼アーバン)において、当講座とみやぎ心のケアセンター主催の「子ども・若者の支援にいかすトラウマ・インフォームド・ケア研修会」が開催されました。本研修会では、亀岡智美先生(兵庫県こころのケアセンター副センター長)を講師に迎え、トラウマがその人の人生に与える影響を「見える化」し、その上でケアを提供する最新のアプローチを学びました。トラウマ支援に関わる45名の精神科医、臨床心理士、精神保健福祉士、保健師、教師等の多職種の方々が参加しました。
第1部では、トラウマ・インフォームド・ケアに関わるPTSD症状の理解や支援の実際について学びました。
第2部では、実践的なワークを通して、トラウマ・インフォームド・ケアにおける心理教育、自己コントロール力を強化する働きかけ等を学びました。
トラウマの視点を踏まえて本人・家族と目標を共有しながら継続的に支援する重要性を確認することができました。
2018年10月31日(水)に仙台駅前HUMOS5にて、当講座とみやぎ心のケアセンター共催の「平成30年度第2回心理支援スキルアップ講座」が開催されました。今回も、診療やさまざまな支援の場で認知行動的アプローチを実践的に用いることを念頭に、心理支援スキルおよび宮城県内の精神保健医療水準の向上を目的として開催しました。
今回の講座では、「強迫性障害」に対する認知行動的アプローチについての研修を行いました。当日は、46名の精神科医、臨床心理士、精神保健福祉士、看護師等の多職種の方々が参加しました。
第1部では、濱家由美子先生(東北大学精神科)が講師となり、強迫性障害の認知行動療法アプローチの基礎を学びました。
第2部では、アドバイザーとして金井嘉宏先生(東北学院大学准教授)をお招きし、事例検討会を行いました。
次回は、2019年2月6日(水)に開催予定です。
今年も当寄附講座主催のトラウマに対する研修会を開催いたします。
「子ども・若者の支援にいかすトラウマ・インフォームド・ケア 研修会 ~あらゆる職種に役立つトラウマ支援の研修会~」と題して気仙沼市にて開催を予定しております。
トラウマ・インフォームド・ケア(Trauma-Informed Care:TIC)は、トラウマ(虐待、暴力、事故、災害などによる)を抱えている方を支援する、あらゆる職種(保健・医療・福祉・教育・司法・警察・消防など)の方に役立つアプローチです。本研修会では、主に「子ども・若者」のトラウマの基礎知識を学びます。
近年の研究で、児童期のトラウマが人生全体を左右する深刻な出来事であることが分かってきています。TICは、トラウマが人生に与える影響を「見える化」し、その上でケアを提供する最新のアプローチです。
日時:2018年11月15日(木)13:30~17:30
講師:亀岡 智美 先生(兵庫こころのケアセンター 副センター長)
会場:ゲストハウス気仙沼アーバン(宮城県気仙沼市本郷22番地5)
対象者:トラウマ支援に関わる、保健・医療・福祉・教育・司法・警察・消防関係等の職員
参加費:無料
共催:みやぎ心のケアセンター
研修の詳細およびお申し込み方法・お問い合わせ先につきましては、pdfファイルをご確認下さい。
pdfファイルはこちら
本講座は、認知行動療法(CBT)を中心に実践に役立つ心理支援スキルについての研修を行い、宮城県内の精神保健医療水準の向上を目的にしています。みやぎ心のケアセンターと東北大学予防精神医学寄附講座が共催で開催しており、本年度で7年目を迎えます。
今回は、7月に行われた「平成30年度第1回心理支援スキルアップ講座」に続く2回目の開催となります。参加を希望される方は、下記の要項をご確認の上ご応募くださいますようお願い申しあげます。
【テーマ】「強迫性障害」に対する認知行動的アプローチ
<第1部>強迫性障害のCBT基礎講座
・強迫性障害のCBT講座(初学者向けに強迫性障害のCBTについて学びます)
・担当:東北大スタッフ
<第2部>事例検討会
・強迫性障害に対する認知行動的アプローチについて、事例検討会を予定しております。
・アドバイザー:金井 嘉宏 先生 (東北学院大学 准教授)
【開催日時】
10月31日(水) | 第1部 18:00~18:50 |
第2部 19:00~20:30 |
※第1部は初学者向け、第2部は初級~中級者向けの内容を予定
※第1部、第2部のどちらか一方のみの参加でも構いません。申込書に希望を記載してください。
※事例発表される方を募集しております。ちょっとした日常の診療・支援場面での疑問について、短い事例提示でも結構です。希望される方は、申込書に記載ください。
【場所】仙台駅前 HUMOS5(ヒューモスファイブ)8階 貸会議室(大)
【対象】精神保健・医療・教育機関等に所属する医師、看護師、臨床心理士などの専門職
【定員】40名程度(先着優先)
(定員を超えた場合、申込書の内容に応じた選考を行うことがあります)
【参加費】無料
【申込方法】参加申込書(WordもしくはPDF)に必要事項を記載しe-mail添付にてお申し込みください。
【申込締切り】 平成30年10月17日(水)(必着)
(定員を超えた場合、申込書の内容に応じた選考を行うことがあります)
【申込先:問合せ先】
東北大学大学院医学系研究科予防精神医学寄附講座 連絡担当者:山本佳子
e-mail:cbt.skillup@gmail.com TEL&FAX:022-717-8059
2018年7月24日(火)に仙台駅前HUMOS5にて、当寄附講座とみやぎ心のケアセンター共催の「第13回こころのエクササイズ研修~支援業務に活かす認知行動的スキル・問題解決法~」が開催されました。
本研修は、東日本大震災被災地で精神保健・福祉等の支援業務に従事する方に対して、支援スキルの向上および自身の心の健康増進と精神的不健康の予防のために、認知行動療法に関する知識を学んでいただくことを目的とした研修です。
当日は44名の保健師・看護師・心理士・社会福祉士・精神保健福祉士・作業療法士・介護支援員・生活相談員等の職種の方々が参加されました。今回も認知行動的なスキルとして問題解決スキルとソクラテス式質問について演習を交えて講義を行いました。参加された方々は、グループワークやペアワークを通じて、驚いたり笑ったりと和やかな雰囲気の中で、熱心に学びを深められておりました。
2018年7月18日(水)に仙台駅前HUMOS5にて、当寄附講座とみやぎ心のケアセンター共催の「平成30年度第1回心理支援スキルアップ講座」が開催されました。
本講座は、認知行動療法(CBT)的なアプローチを、診療やさまざまな支援の現場で実践的に用いることを念頭に心理支援スキルについての研修を行い、宮城県内の精神保健医療水準の向上を目的にしています。当日は37名の精神科医・臨床心理士・精神保健福祉士・看護師等の職種の方々がご参加されました。
今回もアドバイザーとして大野裕先生 (認知行動療法研修開発センター理事長)をお招きし、事例検討会を行いました。2名の方から事例をご提供いただき、日頃の支援・診療に活かす認知行動的なアプローチについて学びました。
予防精神医学寄附講座学術研究員(臨床心理士)1名
2018年7月1日 10:00 | 採用情報
募集種別:予防精神医学寄附講座学術研究員(臨床心理士)
募集人員:1名
任用期間:平成30年7月~平成31年3月31日(勤務実績により継続更新する場合あり)
応募資格:下記のいずれかの条件を満たす方
1) 臨床心理士資格を有する方
2) 臨床心理士資格の受験資格を有する方
3) その他、1)、2)に準ずる資格を持つ方
募集期間:平成30年7月~(採用が決まり次第、締め切りとさせていただきます)
詳細(東北大学大学院医学研究科・医学部ウェブサイト)
問い合わせ/応募書類提出先
東北大学大学院予防精神医学寄附講座 担当:山本
宛先:〒980-8574 仙台市青葉区星陵町1-1
電話&FAX:022-717-8059
E-mail : yamamoto*med.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)
本講座は、認知行動療法(CBT)を中心に実践に役立つ心理支援スキルについての研修を行い、宮城県内の精神保健医療水準の向上を目的にしています。みやぎ心のケアセンターと東北大学予防精神医学寄附講座が共催で開催しており、本年度で7年目を迎えます。
今年度は3回程度の開催を予定し、開催ごとに募集を募りたいと思います。参加を希望される方は、下記の要項をご確認の上ご応募くださいますようお願い申し上げます。
【テーマ】「日頃の支援に活かす認知行動的なアプローチ」
【内容】事例検討会
・構造的なCBTではなく、「CBT的なアプローチ」を実践に用いることを念頭に、事例検討会を予定しています
・アドバイザー:大野 裕 先生 (認知行動療法研修開発センター理事長)
【開催日時】7月18日(水) 19:00~20:30
※事例発表される方を募集しております。ちょっとした日常の診療・支援場面での疑問について、短い事例提示でも結構です。希望される方は、申込書に記載ください。
【場所】仙台駅前 HUMOS5(ヒューモスファイブ)8階 貸会議室(大)
【対象】精神保健・医療・教育機関等に所属する医師、看護師、臨床心理士などの専門職
【参加費】無料
【定員】40名程度(先着優先)
【申込方法】参加申込書(Word)に必要事項を記載しe-mail添付にてお申し込みください。
【申込締切り】 平成30年7月11日(水)(必着)
(定員を超えた場合、申込書の内容に応じた選考を行うことがあります)
本研修は、東日本大震災被災地で精神保健・福祉等の支援業務に従事する方に対して、支援スキルの向上および自身の心の健康増進と精神的不健康の予防のために、認知行動療法に関する知識を学んでいただくことを目的とした研修です。
今年度1回目の開催となる今回のテーマは、「支援業務に活かす認知行動的スキル・問題解決法」です。認知行動的なステクニックの中でも、問題解決スキルとソクラテス式質問を取りあげ、演習を交えて学びます。
参加を希望される方 は、下記の要項をご確認の上ご応募くださいますようお願い申しあげます。
日時:2018年7月24日(火)13:00~16:00
会場:仙台駅前 HUMOS5(ヒューモスファイブ)8階 貸会議室(大)
対象者:精神保健・福祉等に関する仕事をしており、支援スキルの向上や認知行動療法に関する知識の学習を目指す方
参加費:無料
共催:みやぎ心のケアセンター
後援:仙台市精神保健福祉総合センター(はあとぽーと仙台)
研修会の詳細およびお申し込み方法・お問い合わせ先につきましては、pdfファイルをご確認下さい。
2018年2月6日(火)に仙台駅前HUMOS5にて、当寄附講座とみやぎ心のケアセンター共催の「第12回こころのエクササイズ研修~支援業務に活かす認知行動的スキル・問題解決法~」が開催されました。
本研修は、東日本大震災被災地で精神保健・福祉等の支援業務に従事する方に対して、支援スキルの向上および自身の心の健康増進と精神的不健康の予防のために、認知行動療法に関する知識を学んでいただくことを目的とした研修です。
当日は36名の保健師・看護師・就業支援員等の職種の方々がご参加されました。今回は認知行動的なスキルの中でも問題解決スキルとソクラテス式質問が取りあげられ、参加された方々はグループワークやペアワークなどによる演習を通して学びを深めておられました。
2018年2月3日(土)に仙台駅前HUMOS5にて、当寄附講座主催の「学校と精神医療との連携のための研修会~思春期・青年期の精神症状の見立てと連携~」が開催されました。
子どもの精神疾患が増える中、学校/教育関係者と精神医療関係者との連携はますます重要になっています。そこで、日本医療研究開発機構(AMED)「児童・思春期における心の健康発達・成長支援に関する研究」事業(研究代表者:水野雅文、研究分担者:松本和紀)の一環として、学校/教育関係者と精神医療関係者との連携を促進するために、宮城県教育委員会、宮城県精神保健福祉センター、仙台市精神保健福祉総合センターのご後援を受け、本研修を企画・開催いたしました。
当日は、35名の学校教諭・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー等の方々がご参加されました。抑うつ症状・幻覚や妄想・社交不安・トラウマといった精神症状の捉え方・評価をテーマに、グループワークを通して日頃感じておられる困り事や疑問点について意見を交わし、学びを深めておられました。
この度、本寄附講座の研究活動の1つである「東日本大震災後の精神科病院への入院患者数の増加」についての論文が受理されましたのでお知らせします
Sakuma A, Ueda I, Rengi S, Shingai T, Matsuoka H, Matsumoto K.
Increase in the Number of Admissions to Psychiatric Hospitals ImmediatelyAfter the Great East Japan Earthquake. Asia-Pacific Psychiatry, doi:10.1111/appy.12307. in press
この度、本寄附講座の研究活動の1つである「東日本大震災後の社会福祉協議会職員の健康状態に関する調査研究」についての論文が公開されました。
Ueda I, Sakuma A, Takahashi Y, Shoji W, Nagao A, Abe M, Suzuki Y, Matsuoka H, Matsumoto K.
Criticism by community people and poor workplace communication as risk factors for the mental health of local welfare workers after the Great East Japan Earthquake: A cross-sectional study.
PLOS ONE. 12(11). doi: 10.1371/journal.pone.0185930. 2017
是非ご一読下さい。
本研修は、東日本大震災被災地で精神保健・福祉等の支援業務に従事する方に対して、支援スキルの向上および自身の心の健康増進と精神的不健康の予防のために、認知行動療法に関する知識を学んでいただくことを目的とした研修です。
今年度2回目の開催となる今回のテーマは、「支援業務に活かす認知行動的スキル・問題解決法」です。認知行動的なステクニックの中でも、問題解決スキルとソクラテス式質問を取りあげ、演習を交えて学びます。
参加を希望される方 は、下記の要項をご確認の上ご応募くださいますようお願い申しあげます。
日時:2018年2月6日(火)13:00~16:00
会場:仙台駅前 HUMOS5(ヒューモスファイブ)8階 貸会議室(大)
対象者:精神保健・福祉等に関する仕事をしており、支援スキルの向上や認知行動療法に関する知識の学習を目指す方
参加費:無料
共催:みやぎ心のケアセンター
後援:仙台市精神保健福祉総合センター(はあとぽーと仙台)
研修会の詳細およびお申し込み方法・お問い合わせ先につきましては、pdfファイルをご確認下さい。
2017年12月13日(水)、14日(木)に仙台TKPカンファレンスセンターにて、当寄附講座主催の「災害復興期の回復を支えるこころのケア サイコロジカル・リカバリースキル(SPR)研修会」が開催されました。
サイコロジカル・リカバリースキル(Skills for Psychological Recovery:SPR)は、米国で開発された、災害復興期における被災者の回復を支えるための心理支援法です。講師は兵庫県こころのケアセンター研究主幹の大澤智子先生(臨床心理士・SPR認定トレーナー)がご担当されました。
19名の臨床心理士・保健師・看護師等の職種の方々がご参加され、グループワークや質疑応答を通して学びを深めておられました。
2017年12月6日(水)に仙台駅前HUMOS5にて、当寄附講座とみやぎ心のケアセンター共催の「平成29年度第2回心理支援スキルアップ講座」が開催されました。
本講座は、認知行動療法(CBT)を中心に実践に役立つ心理支援スキルについての研修を行い、宮城県内の精神保健医療水準の向上を目的にしています。当日は29名の精神科医・臨床心理士・精神保健福祉士・看護師等の職種の方々がご参加されました。
前半は寄附講座スタッフが講師を担当し、フォーミュレーション(症例の概念化)を作成する際のポイントを講義形式でご紹介したうえで、模擬ケースを使って実際にフォーミュレーションを立てるワークを体験して頂きました。
後半はアドバイザーとして大野裕先生 (認知行動療法研修開発センター理事長)をお招きし、事例検討会を行いました。
本講座は、認知行動療法(CBT)を中心に実践に役立つ心理支援スキルについての研修を行い、宮城県内の精神保健医療水準の向上を目的にしています。みやぎ心のケアセンターと東北大学予防精神医学寄附講座が共催で開催しており、本年度で6年目を迎えます。
今回は、7月に行われた「平成29年度第1回心理支援スキルアップ講座」に続く第2回の開催となります。参加を希望される方は、下記の要項をご確認の上ご応募くださいますようお願い申しあげます。
【テーマ】「日頃の支援に活かす認知行動的なアプローチ」
<第1部>CBT基礎講座
・初学者向けにCBTの基本について学びます
・担当:東北大スタッフ
<第2部>事例検討会
・構造的なCBTではなく、「CBT的なアプローチ」を実践に用いることを念頭に、事例検討会を予定しています
・アドバイザー:大野 裕 先生 (認知行動療法研修開発センター理事長)
【開催日時】
12月6日(水) | 第1部 18:00~19:00 |
第2部 19:00~20:30 |
※第1部は初学者向け、第2部は初級~中級者向けの内容を予定
※第1部、第2部のどちらか一方のみの参加でも構いません。申込書に希望を記載してください。
※事例発表される方を募集しております。ちょっとした日常の診療・支援場面での疑問について、短い事例提示でも結構です。希望される方は、申込書に記載ください。
【場所】仙台駅前 HUMOS5(ヒューモスファイブ)8階 貸会議室(大)
【対象】精神保健・医療・教育機関等に所属する医師、看護師、臨床心理士などの専門職
【参加費】無料
【定員】40名程度(先着優先)
【申込方法】参加申込書(Word)に必要事項を記載しe-mail添付にてお申し込みください。
【申込締切り】 平成29年11月29日(水)(必着)
(定員を超えた場合、申込書の内容に応じた選考を行うことがあります)
【申込先:問合せ先】
東北大学大学院医学系研究科予防精神医学寄附講座 連絡担当者:齋藤真由美
e-mail:cbt.skillup@gmail.com TEL&FAX:022-717-8059
先日ご案内した「サイコロジカル・リカバリースキル(SPR)研修会~災害復興期の回復を支えるこころのケア~」の参加申し込みの受付を開始致します。
研修の詳細およびお申し込み方法・お問い合わせ先につきましては、pdfファイルをご確認下さい。
今年も「災害復興期の回復を支えるこころのケア サイコロジカル・リカバリースキル(SPR)研修会」を開催致します。
サイコロジカル・リカバリースキル(Skills for Psychological Recovery:SPR)は、米国で開発された、災害復興期における被災者の回復を支えるための心理支援法です。
エビデンスがある介入方法から選ばれた6つのスキルで構成されており、様々な現場における支援、心理介入に役立ちます。
日時:2017年12月13日(水)、14日(木)
講師:大澤 智子 先生(兵庫こころのケアセンター 研究主幹)
会場:仙台TKPカンファレンスセンター
対象者:災害等の被災者支援に関わっている医師、心理士、看護師、保健師、精神保健福祉士等の専門職
参加費:無料
共催:みやぎ心のケアセンター
研修会の詳細やお申し込み方法・お問い合わせ先は、後日改めて周知させて頂きます。
2017年8月5日(土)、6日(日)に仙台市戦災復興記念館にて、当寄附講座主催の「トラウマに対する認知処理療法研修会」が開催されました。
認知処理療法(Cognitive Processing Therapy: CPT)は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対する認知行動療法です。本研修会ではCPTの理論と基本原則、臨床上の実施方法が取り上げられました。
講師は下記の先生方です。
伊藤 正哉 先生(国立精神・神経医療センター 認知行動療法センター 室長)
森田 展彰 先生(筑波大学 医学医療系 准教授)
中島 聡美 先生(福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター 特命准教授)
髙岸 百合子 先生(駿河台大学 心理学部 講師)
37名の精神科医・臨床心理士の方々がご参加され、ロールプレイや質疑応答を通して学びを深めておられました。